男性、女性がなりやすい病気②

こんにちは☺

今回は男性、女性がなりやすい病気の意外な事実についてお話をしていきます。

まず、前回は男性、女性がなりやすい病気名を挙げ説明していきました。

そこである事実が発覚しましたのでお話していきます。

男性

これらを見ると男性に多い病気の中に生活習慣病が多くあることがわかります。例えばアルコール性肝炎はアルコールの飲みすぎが原因で起きる肝炎ですし、痛風や肝臓がんの発病にも、飲酒が関係していると考えられます。心筋梗塞は、糖尿病や高脂血圧、高血圧などの結果として起こる病気ですので、やはり生活習慣に深い関係があります。

尿路結石も痛風・高尿酸血症があるとできやすくなるので、生活習慣病の側面がある場合があります。慢性閉塞性肺疾患や呼吸器のがんの発病は、喫煙習慣と密接な関係があります。もちろん喫煙は、心筋梗塞を起こす要因でもあります。

女性

女性に多い病気の中には、男性とは逆に生活習慣病が見られません。骨粗鬆症こそ生活習慣病にあげられる病気の一つですが、実際には閉経による女性ホルモン分泌の減少が発病に大きく関係しています。甲状腺炎、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、関節リウマチなどは自己免疫疾患と考えられています。本来、身体の外から体内に入り込んでくる細菌やウイルスなど無害化してくれる免疫システムが、自分の健康な組織に対して働いてしまう病気です。なぜだか、原因はよくわかっていませんが女性はこの自己免疫疾患に男性よりもかかりやすいのです。膀胱炎になりやすいことは、尿道がが男性よりもずっと短いという形態の違いで説明できます。鉄欠乏性貧血も、月経「生理」のあるなしの差で説明できます。自律神経の障害は、更年期障害の症状をこの病名で診断され治療を受けている患者さんが少なくない可能性があります。

今回は男性、女性の病気の意外な事実を説明させて頂きました。

次回は、歳を重ねても病気になりにくい方の解説をしていきます!!

次回の投稿をお楽しみに