アンチエイジングで錆びない身体へ⑦

こんにちは☺

今回は【AGEを抑制する】についてお話させて頂きます!

糖分もたんぱく質も、人が生きていく上で欠かすことのできない栄養素です。タンパク質が糖化してつくられるAGEができやすい環境としては、食後1時間と言われています。これは食事を摂取してから30分から1時間ほどで血糖値が上昇することによって、余分な糖が糖化するためと言われています。そのためAGEを抑制するには食後の血糖値を急激に上げすぎないことが大切だと言えます。食後の血糖値の急上昇を抑制するには、血糖値が急上昇しやすい食材を避けることが必要です。血糖値が急上昇しやすい食材の目安として、G1値というものがあります。G1値とは、ブドウ糖の血糖値上昇率を100として、血糖値の上昇する割合を数値化したもので、G1値が高いほど血糖値が急激に上昇しやすい食材と言えます。そのため、糖化を予防するためには、G1値が高い食材を避けて低い食材を選んで食べることが大切になります。

G1値食材

パン、餅、うどん

牛レバー、ベーコン

うに、ちくわ、かまぼこ

じゃがいも、にんじん

バナナ、イチゴジャム

低G1値食材

パスタ、玄米

牛肉、豚肉、鶏肉

赤身魚、青魚、白身魚

黄緑色野菜

りんご、みかん、下記、いちご、もも

その他にきのこや海藻類、乳製品はすべてG1値が低く、お菓子類はすべてG1値が高いと言われています。摂取カロリーだけでなく、血糖値の急上昇に関連しているかも意識して食材を選択必要があります。また、同じ食材でも調理法によってG1値は変動します。

糖化を抑制することによって動脈硬化のリスクを減らしたり、腎機能の低下を予防したり、骨粗鬆症やドライアイ、白内障などの予防にも効果があると言われています。

また、糖化とアルツハイマー病との関連も近年注目されているため、糖化を予防してAGEの生成を抑制することは老化予防だけでなく、さまざまな疾患の予防のために重要であると言えます。

今回はここまでとなります!

次回は【紫外線から身を守る】についてお話させて頂きます。👍